Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

キャンデラリア12.80ct.

      2016/09/04

キャンデラリア ターコイズ 12.80ct. 開の桜に無慚な春の雨。昔の人はこれを花散らしの雨と呼んだ。
しかしこの雨は作物を潤す。暦を見ると今日は穀雨。
田畑が広がる信州の穀倉地帯、稲作農家では雨の中、田植えが始まった。
万物に精気を恵む春の雨。
桜前線は未だ震災と原発事故の後遺症に喘ぐ、みちのく路を駆け上がる。
テレビでは二千本の桜が咲き誇る警戒地域の桜並木。人影の途絶えた春色がただただ空しく風に揺れていた。
さて今日のリリースです。
一点目はキャンデラリア。さらに二点目は秘蔵の逸品ネバダの「パポーズ」。キャンデラリアはこれまでにも何点かリリースしてきましたが、パポーズは初めてです。
まずはキャンデラリア12.80カラットから。
以前、キャンデラリアはカッター泣かせ、と書いたことがありました。今回もかなり悪戦苦闘。
着手したのは1ヶ月以上前、試行錯誤を繰り返し、何度となく手直しを加え、キャンデラリアとしては特大クラスの40カラットは行けそうだと目論んではいたものの、その間、高価な原石は確実に小さくなっていく。まあ、そんなもんです。
脆い部分をすべてそぎ落とし、堅牢で透明感ある塊に。結果12.80カラット。
前回に続きソリッドでフィニッシュです。
終日雨天で外は灰色。照明をセットしての撮影です。
人工光ではどうしても自然光での芳醇な質感を得ることは困難です。それでも青の濃淡、微かな緑、さらに赤みを帯びた濃い茶色のスパイダーウェブ。鮮やかな美しさはお伝えできるのではないかと思います。
微細な水晶質がマトリックスに混ざり込んでますが、所々、小さな小さなパイライトの燦めき。キャンデラリアにパイライトというのはかなり珍しい。
全体にダイナミックな表情のキャンデラリアに仕上がりました。
このキャンデラリア、コレクターの方にお薦めいたします。
美しい逸品です。自然光でじっくりと眺めて下さい。
商品No.:TQ120420A
商品名:ナチュラル ハイグレード・キャンデラリア ターコイズ 12.80ct.
サイズ:幅 14.65mm、長さ 19.80mm、厚み6.05mm(ソリッド)
Lapidarist (Stone Cutter) : Akira Obata
カラット数;12.80カラット
ナチュラル ハイグレード・キャンデラリア ターコイズ 12.80ct.は完売しました。
ありがとうございました。

 

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