Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

Number Eight 4.90ct. / 4.35ct.

      2017/03/21

ナンバーエイト ターコイズ 4.90カラットAKIRA OBATA PREMIUM TURQUOISE COLLECTION. #29 NUMBER EIGHT 4.90 ct.

 

昨夜リリースしたチベットブルー、多くのお問い合わせをいただきましたが、お納めできるのはただ一点、ご注文にお応えできなかった皆様には心からお詫び申し上げます。

上質なチベットの原石は他にもストックしていますが、それらの中から十分納得できる成果品が果たして何点生まれるかは着手してみないと判りません。淡々と進めるのが最善と考え、一つ一つの原石と対峙していきます。

 

さて今日はナンバーエイト2点です。

 

この2点、夏前にほぼ仕上げ工程が完了、本来ならば遙か以前にリリース可能と言えば可能でした。

が、しかしです。最終工程のポリッシュで一時ストップ。エイトはともすると光の影響で退色することがあるからです。退色の元凶は主に太陽光に含まれる紫外線。

原石のままであれば母岩に保護され、ターコイズ結晶が直接紫外線に晒されるリスクは低いのですが、スライスカットや外皮を磨き落とした後は、無防備な状態で紫外線に晒されるわけです。

 

ずいぶん昔のことですが、ある天然石業者のディスプレーケースの中にハウライトのような無慚な姿を晒しているスリーピングビューティのルースを見たことがありました。 店員の話では最初は美しいターコイズブルーだったが、日ごとに白っぽくなってしまったそうです。店内の蛍光灯が災いしてのことでした。

それにしても短期間にそこまで退色が進むというのは珍しい。石自体が掘られて間もない若い石だったことが最大の原因です。

 

エイトの場合そこまで悲惨な事態に見舞われることは極めて稀です。そもそもエイトには「若い石」は存在しないからです。

エイトの鉱山は発見が1920年代、閉山は1961年です。現在市場に出てくる原石やルースは相応の年月を経ています。だからといって安心は禁物。特に淡く繊細なウェブのエイトの場合、退色の危険性があるか無いか、十分な時間を費やして確認することにしています。

方法は原始的かつ乱暴です。「長期間、直射日光を浴びさせる!!」。つまりそういうことです。

そのような訳で、今日の2点は夏の太陽の下でさんざん苦労を余儀なくされたエイトと言うことになります。 極めて極めて微かな退色が認められましたが、本来の美しいニュアンスは健在です。責任と自信を持ってお薦め致します。

 

1.Number Eight 4.90ct.

商品No.:TQ121013A

商品名:High Grade Number Eight 4.90ct.

サイズ:幅 10.80mm、長さ 12.60mm、厚み4.95mm(内 バッキング厚 約1mm)

Lapidarist (Stone Cutter) : Aquilax.O

カラット数;4.90カラット

High Grade Number Eight 4.90ct. は完売しました。 ありがとうございました。

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2. Number Eight 4.35ct.

ナンバーエイト ターコイズ 4.35カラット

AKIRA OBATA PREMIUM TURQUOISE COLLECTION. #28 NUMBER EIGHT 4.35 ct.

 

商品No.:TQ121013B

商品名:High Grade Number Eight 4.35ct.

サイズ:幅 10.65mm、長さ 13.00mm、厚み4.38mm(内 バッキング厚 約1mm)

Lapidarist (Stone Cutter) : Aquilax.O

カラット数;4.35カラット

High Grade Number Eight 4.35ct.は完売しました。 ありがとうございました。

 

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