Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

Old Tibetan Natural Turquoise 5.90ct.

      2017/10/09

何かが変わろうとしている

昨年、そして今年、頻繁に耳にするようになった言葉『異常気象』。

発令されるのは異常天候早期警戒情報、大雨注意報、洪水注意報、土砂災害注意報、雷や竜巻に関する注意報、さらに今年になって頻繁に耳にするのは「記録的短時間大雨情報」。異常な気象情報がほぼ連日のように日本のどこかで発令されている。

 

異常気象は韓国、中国、東南アジア諸国、アメリカではテキサス、ルイジアナに甚大な被害をもたらしたハリケーン「ハーヴィー」など世界各国に及んでいる。

異常気象の脅威について昨年8月18日のWIRED JPに興味ある記事が投稿されていた。

タイトルは

 

異常気象は、2047年から「普通」になる

異常気象につながる大きな要因のひとつとして、地球温暖化が挙げられる。

世界各地の気候モデルを分析して導き出されたその期限は、2047年だ。

さまざまな異常気象の瞬間をおさめた写真ギャラリーとともに、異常気象の要因を探る。

(『WIRED』日本版VOL.13より転載)

出典元:Wired Japan 2016.08.18 THU 18:00

この記事の中に異常気象とは、

「数十年間に1回程度の現象、あるいは人が一生の間にまれにしか経験しない現象」 との気象庁の定義が明記されているが、昨今の気象状況からすると、私たちはその「まれにしか経験しない現象」をすでに日常的なものとして経験していることになる。

 

これら『異常気象』については正確で膨大なデータに裏付けられた情報がネット上に多数記録されているので、ここで屋上架屋は避けることにする。

異常気象が天然石業界に及ぼす影響

異常気象は鉱山の採掘とも密接に関わりをもっている。

概して鉱物は辺境の地や未開発地域に集中し、坑道の安全対策は効率優先の陰で疎んじられているのが現実だ。

 

例えば中国にはCloud mtn.で有名な Hubei China Turquoiseという鉱山があった。この鉱山から産出されるターコイズは上質で美しく、素晴らしいジュエリーに加工され、アメリカンターコイズに引けを取らない価値を得て世界市場に流通している。

しかし鉱山は中国政府により閉鎖され、新たな原石は掘り出されいてはいない。一般には落盤事故により多くの死者を出した、としか報道されていないが、落盤に至る間接的な原因は異常気象によりもたらされた大雨だと聞いている。

 

同じようなことはドミニカ共和国でも起きている。強大なサイクロンによる水害や地層崩壊による坑道の水没、落盤事故だ。

これまでにいくつかの鉱山が復旧不可能との判断で打ち捨てられてきた。そのような事故が重なれば原石価格は敏感に反応し、高騰する。

地球に埋蔵されている稀少な鉱物は人類の身勝手な自然破壊により、次第に地中奥深くその姿を隠してしまうことになるのだろうか。

 

今日リリースのチベットターコイズ。採掘年代は不明ですが、入手は20年ほど前、当然それ以前のものですから少なくとも数十年前に発見されたと言えます。

チベットもまた何度となく自然災害に見舞わられ、からくも消滅することなく現在に至った一つの原石。そのように考えると、一つ一つの石はかけがえない存在だと思うわけです。

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 - チベット ターコイズ