Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

ブラックオパール 8.0ct.

      2016/05/15

ブラックオパール 昨日に続いて、今日はオーストラリア・ライトニングリッジ産のブラックオパールのご紹介です。 じつはこのブラックオパール、ただものではありません。 最初に1枚の写真からご説明します。 一番最初の深い青をたたえた写真とは、様子がかなり異なります。 これは背面から光を当て、石内部の様子を撮影したものです。 一般に、というより市場に出回っているほとんどのオパールには背部に母岩が残されています。 言い換えれば、オパール層は母岩に張り着いています。 オパール層は薄く脆いため、母岩がその脆さを支えていることになります。 さらに母岩が背部にあることによって、煌めきが強調されます。 ここまでが天然石としてのオパール、つまりソリッド(塊)オパールです。 ソリッド以外にもスライスした石を張り合わせたり、樹脂を被せたり、様々な手法によって作られたオパールも存在します。ダヴレット(2層)、トリプレッド(3層)と呼ばれていますが、勿論、オパールとしての価値は無く、宝石ではありません。 比較的安価なオパールジュエリーはすべてそれら人工物に属します。 台や枠にセットされているため、素人が判断しにくく加工されています。 簡単ですが、オパールを選ぶ際に、ご参考になると思います。 ここで再び、今日リリースのブラックオパールについてです。 このルースは丸ごとオパールの結晶です。 母岩はすべて磨き落としました。 オーストラリアでは国に保証金を支払うことによって,誰でもオパール採掘をすることが可能です。 一攫千金を夢見て、大掛かりな機械を投入、かなり荒っぽい手段で採掘にチャレンジする個人や業者は枚挙に遑(いとま)がないようです。 しかし夢破れて山河有り、いや夢破れて荒野あり、というのが大半だと聞いています。 この原石はライトニングリッジで親子二代にわたり採掘を続けて来た、いわばオパール採掘のプロから入手しました。 現在も掘削重機を使わず、手作業での丁寧な採掘にこだわっています。 手元には彼らから買い付けた40点以上の原石がありますが、すべての石質が飛び抜けて良く、しかも強靭です。 鉱山主は採掘後、少なくとも5年以上寝かせてから、市場に出すことにしているようです。 これはオパールは水分を含んでいるため、十分寝かした後でないと、カット段階、あるいは完成後に亀裂が走ったり、最悪、割れる可能性があるからです。 私は買い付けてから、さらに1年あるいはそれ以上、寝かし、石質が完全に安定してからカット・研磨するようにしています。 ご紹介のルースには赤やオレンジのフラッシュは見られませんが、深い青、緑、紫など、静謐な煌めきを有しています。 ブラックオパール シンプルな空枠にセットすることによって、指先や胸元を華麗に彩ってくれることと思います。 人工処理の全くない、100%天然のブラックオパール、しかも純粋なオパール結晶の塊です。 ブルー系のブラックオパールが好きな方にはお薦めの品です。 オパールの美しさは写真よりもムービーの方が一目瞭然です。 表面、裏面の様子をムービーでご紹介することにしましょう。 YouTubeに直接アクセスしていただくと、フル画面、ハイビジョンでご覧頂けます。 詳細な写真は flickr にアップしました。
-------------------------------------- ブラックオパール 8.0ct. ソリッド、ルース 幅16mm、長さ18.7mm、厚み4.4mm 8.0カラット 完売いたしました。ありがとうございました。 メールはこちらへ --------------------------------------

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