Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

Nina Simone-today's push

      2016/12/22

Nina Simone-todays push


今日もまた潮風に漂白されたハスキーヴォイス。
心の奥深くまで染み込んでくる歌声、語り口。
真剣に生きようと願うあらゆる人たちの喜怒哀楽、人間に対する愛を「魂の音楽」にまで昇華させ歌い続けた巨星、ニーナ・シモーヌ(ニーナ・シモン)。

ジャズ界きっての弾き語りの名手。
ある時は重く暗く、またある時は明るく爽やかに。

1933年ノースカロライナ州トライロンで7人兄弟の6番目として生まれた。
4歳からピアノを弾き始め、彼女の才能にほれ込んだ周囲のバックアップを得て、ジュリアード音楽院に進学。
アメリカ社会初の黒人クラシック・ピアニストを目指したニーナ。
20歳を超えた頃には、学業を続けながらも貧しい家族を助けるためアイリッシュバーでの音楽活動を始めた。

本名ユニース・キャサリン・ウェイモン(Eunice Kathleen Waymon) コンサート・ピアニストを目指しながらも、人種差別や音楽業界の矛盾と向き合い闘い、弾き語りという当時画期的だった独自スタイルを確立。
ステージ用に名前も変え、ジャズともフォークともR&Bとも違うジャンルを超えた「ニーナ・シモーヌ」を生涯模索し続けたということでしょう。

60年代後半からは黒人解放運動の旗頭となり、歌唱法に訴えかけるようなブロードウェイ・スタイルを取り入れ、過激なトピカル・ソングまで歌った。

2000年にフランスのカリー・ル・ルエ (Carry-le-Rouet) に移住。
2003年4月21日、乳癌による闘病生活の末、自宅で70年の生涯を終えた。
生前だけでなく没後もジャンルを超えた多くのミュージシャンに影響を与え続け、今日も人々の心を癒しつづけている。


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