Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

メラネシア シーアンバー 21.10cts.

      2016/06/16

メラネシア シーアンバーをカット研磨した完成品。全面鏡面仕上げです。

世紀の発見 - 漂着コハクのメッカ - すべては研究用として

品質の優劣、埋蔵量の多寡を問わなければ、アンバーは地球上のほぼ全域に存在する可能性があります。

なぜか? 答えは極めて単純です。

少なくとも1,000万年以上前、樹液を生成する太古の樹林が存在した限り、その樹液が固化し、やがて化石化し琥珀となるからです。理屈はそうですが、実際には山林火災、地殻変動、火山活動などの自然現象により、大半は消滅するか地中あるいは水中深く埋没してしまいます。

 

1998年、2人の古生物学者がメラネシア海域に突き出した人跡未踏のジャングルを抜け、海岸に達した。

都市部からローカル路線の飛行機に乗り、ボートをチャーターし、毒虫や毒蛇が潜む密林を抜け、ようやく辿り着いた石だらけの海岸。 そこで彼らが目にしたのが海岸に漂着している様々な種類の琥珀。

次の写真は彼等研究者たちが住む国営テレビ局が2005年に作成したサイエンス・ドキュメンタリーのスクリーンショットです。

 

点在する漂着琥珀(シーアンバー)、広くはバルト海沿岸の一部地域、スェーデン、デンマーク、ノルウェーからイギリス、アイルランドでは『人魚の涙』として、日本でも岩手県米田海岸、鳥ノ越海岸や千葉県九十九里浜、北海道十勝管内の一部地域など多くの地域から報告されてますが、メラネシアの場合は量、サイズ、種類そのどれをとっても他の地域との比ではありません。

宝石質の漂着アンバーは採掘アンバーの1万分の1

確かにSea Amberは多くの地域で発見されている。しかし琥珀のカット研磨が仕事である私の立場からすると、作品として成立する条件を備えたSea Amberの絶対数は極めて少ない。

陸上で採掘される琥珀、つまりPit Amberの恐らく1万分の1にも満たないのではないだろうかと考えてます。

海水によって不純な要素が侵食され洗い流された素の琥珀、脆弱な部分は亀裂面に沿って自然研磨された漂泊琥珀群。これらの光景を見る限りそこは自然の琥珀博物館。まさしく奇跡的光景です。

 

オリジナルのドキュメンタリー番組には波打ち際で採集する研究者の姿も記録されています。

研究者グループの研究レポートから凡そのポイントは推測できますが、具体的なポイントは研究資源保護の観点から現在も公開されていません。人家は疎か原住民でさえ近寄らない秘境の地だと言われています。

彼等は漂着する地帯の名前を冠してますが、私はそれら琥珀が生成されたと推測されている地域、漂着する島々が広範であること、さらに琥珀としての種類の多彩さを見る限り、樹木の種類も異なることが容易に推測できるため、広範なエリアを想定して『メラネシア シーアンバー(TM)』と命名するのが理に適っていると判断しました。

私の役割は古生物学者の観点とは異なった美術的観点から加工研磨を施すことだと考えています。

周囲に広がる鬱蒼とした原生林。彼らが観察してるのは今まさに大量の樹液が滴る瞬間。

サイエンス・ドキュメンタリーにはさらに研究者たちのコメント、琥珀内部から発見された古代生物の新種化石、琥珀の特性検査の様子などが盛り込まれています。

この一帯で採集された琥珀原石は海流に乗り、長い年月を経て漂着したものと考えられています。

がしかし、一度漂着した海岸はこれら琥珀の安住の地というわけではなく、ハリケーンなどにより、沖に戻されたり、点在する島々に漂着したり・・・いわば漂泊する琥珀、ということになります。

 

ここで話を急ぐわけではありませんが、地球は常に陸地が移動しているわけですから、多くの科学者たちにとって(ささやかながら私にとっても)難題なのは、これら琥珀はどこで生まれたかということです。

この課題に対する回答はまだ流動的です。ネット情報や安易な素人論ではなく、研究チームの研究成果に答えを求めるべきだと考えております。

それでは完成したカボションについて話を進めます。 次の2枚の写真が今回の原石の表裏。

南太平洋メラネシア海域の漂着シーアンバー 原石の表面南太平洋メラネシア海域の漂着シーアンバーの原石裏面以下、数枚の写真の前に、リリースするアンバーのプロフィールビデオを掲載しました。

ビデオ映像で解り難いディティールは各画像の拡大イメージでご確認下さい。特にベランダ手すりやペン先の映り込みがこれまでの全てのアンバーより遥かにシャープで鮮明だということをご理解ください。

これはとりもなおさずこの琥珀がとてつもなく上質だということの現れに他なりません。

天然琥珀としては世界最高グレードだと断言いたします。

 関連記事(漂着アンバー)----->『Beradai Aurora Blue Amber (Sea Amber)』

 

シーアンバー 精密研磨仕上げ南太平洋メラネシア海域の漂着シーアンバーフルハンドメイド カット研磨メラネシア シーアンバー カボション南太平洋メラネシア海域の漂着シーアンバー 21.10cts.カボション,2+1ビーズ,2plus1beadsweb,Aquilax南太平洋メラネシア海域の漂着シーアンバー 21.10cts.カボション,2+1ビーズ,2plus1beadsweb,Aquilax世界最高峰の品質を持つメラネシア シーアンバーリリースのシーアンバーへの映り込み次の写真はビデオでもお断りしているように、自然光だけでの撮影ではありません。

自然光下に宝石鑑別用UVライトを併用して撮影したものです。

自然環境下でこのような蛍光発光色が識別できるわけではありません。

ここで使用した宝石鑑別用UVライトと電球型ブラックライトとはUV波長が異なることもまた付記しておきます。

南太平洋メラネシア海域の漂着シーアンバー 21.10ctsに宝石鑑別用UVライトを照射商品No.:TW150909

商品名:メラネシア シーアンバー® 21.10cts. カボション

原産地:南太平洋メラネシア海域の海岸地帯(漂着琥珀)

加工国:日本 処 理:なし(100%ナチュラル)

サイズ: 長さ43.60 x 幅21.50 x厚み9.10mm

重さ:21.10ct.

cabbing : Aquilax.O

超精密鏡面研磨仕上げ Newest ver.6

この商品は完売しました。ありがとうございました。

 - メラネシアの琥珀