Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

メラネシア シーアンバー 7.30cts.

      2016/12/22

シーアンバー完成品。全面鏡面仕上げ

ビーチコーミング

「ビーチコーミング」最近よく耳にするようになりました。

海岸を散策しながら波打ち際に打ち上げられた鉱物や琥珀を探す楽しみ。これは実際に経験した人しか味わうことのできない至福の時間だと思います。

 

昔からよく知られてきたのが日本海のヒスイ海岸。最近はほとんどボウズという時が多いようです。仮にヒスイらしきものを見つけてたとしても実際は長石であることがほとんど。

 

私の経験ではよく知られている業者を通して入手したものでさえ、専門機関に鑑別に出すと「長石」という判定。

業者から話を聞くと「目視」だったとか・・・?!。

すごすぎる話です。そこらへんから拾ってきた長石、それを「目視」で翡翠と「見極め」、堂々と販売している。しかもネットだけではなく実店舗もあるかなり知られた業者さん。

どこにでもゴロゴロしている長石に大金を投じるほどお目出度くはなく、現在の日本のヒスイに対して私はかなり懐疑的です。

 

翻って日本の琥珀はどうか? 先日も「メラネシア シーアンバー 21.10cts.」に書いたことですが、日本の場合、琥珀の発見確率というのはかなり高い。

現在私が住んでいる長野県にも良質な琥珀が見つかるポイントはありますが、如何せん小さすぎる。加工には適しそうにありません。それでもジュエリー加工をお願いしている一級貴金属装身具製作技能士 小澤慎太郎氏から「納屋に結構大きなそれらしいものがゴロゴロしていた」といった子供の頃の思い出話を聞いたことがあります。

 

国内で最も可能性の高い地域は北海道。以前、日本の琥珀というカテゴリーにアップしたものはかなり古い時代のもの。

すべて数十年というキャリアを重ねたその道のプロによってコレクションされてきたとてつもなく高価な原石からカット研磨したものばかりです。

例えば「北海道白糠琥珀 315ct.」で触れた逸品。リリース直後は「そんなもん、あるわけない」とか、「日本に発光性アンバーなんて怪しすぎる」などなど、メールやブログでメチャメチャ叩かれもしましたが、すべては時間が答えを出してくれたようです。どのような世界でもそうですが、人のやってなかった分野というのはとかく障害がつきものです。

現在ではグーグルで「シーアンバー」、「ビーチコーミング 琥珀」といった検索をしていただくと、たちどころに一次情報に辿り着けます。

 

海岸を散策しての「ビーチコーミング」であれば危険性はあまりありませんが、河川の源流に分け入ってのストーンハンティングとなると危険性も伴います。

みなさん、くれぐれも慎重に!!

シーアンバー

素材が良くて初めて「光あり」

さて、メラネシア シーアンバー第二弾、7.30カラットです。

これも前作同様、硬質で緻密、一気呵成に完成まで辿り着けました。

天然石一般に通じることですが、良い素材は仕上がりが早い。反対に悪い素材は時間ばかりかかって結果も良くない。道元の言葉にもあるように「玉磨かざれば光なし」ですが、それは素材が良くて初めて「光あり」ということです。

 

メラネシア シーアンバーには透明度の高いタイプや木の実の内部で樹木の樹脂が固化して琥珀となったもの、肉眼で認識できる蛍光発光を発するものなど、タイプは様々です。

それらも順次リリースしていこうと考えてます。

 

それでは今日のレッドアンバー、写真をご覧になってください。 線状の映り込みが「キズ」のように見えなくもないのですが、全面「無傷」、インクルージョンはありません。

今回ムービーはお休みです。

シーアンバー原石

商品No.:TW150912

商品名:メラネシア シーアンバー7.30cts. カボション

原産地:南太平洋メラネシア海域の海岸地帯(漂着琥珀)

加工国:日本 処 理:なし(100%ナチュラル)

サイズ: 長さ22.63 x 幅12.94 x厚み8.62mm

重さ:7.30ct.

cabbing : Aquilax.O

超精密鏡面研磨仕上げ Newest ver.6

この商品は完売しました。ありがとうございました。

 - メラネシアの琥珀