Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

道具について01「コットン・ホイール」

      2016/10/16


6x60 Buffing Polishing cotton Wheel
 
時々、仕上げにはどのような道具が必要ですか?といったメールをいただきます。
一般的にはポリッシャーを使用するのが効率的ですので、ポリッシャーにセットするコットン・ホイール(バフ)について書くことにします。
 
ポリッシャーを使う時、私は写真のコットンホイールを愛用しています。
そっくり似たものがAlibabaやeBayに出てますが、ほとんどが中国製。これはMade in USAです。
取扱業者は日本へは発送していないとのことで、在米のパートナー(原石の買い付けやストック情報主)を通じて入手してます。
中国製は使ったことがないのでどのようなものか解りませんが、アメリカ製はドミニカでも研磨職人さんが使用していました。

このホイールに琥珀専用のポリッシング・ワックスを塗りこんで磨くというのが、ドミニカ流。
私の場合、コットンホイールに番手の異なったダイヤモンドパウダーを中性メディアで練り、塗りこんで使用してます。
最終的にはさらに鹿革を使用します。最後の道具は指先。
 
このコットン・ホイールにこだわるには相応の理由があります。
薄いコットンを120枚重ねたものですが、じつは側面から芯部にかけて、コットンの厚みが0.2mm、0.15mm、0.1mm
と三段階に使い分けて縫いこんであります。
これには感心しました。
磨き面は真綿を固めたような感触。使用する度毎に番手の高い(#3000)サンドペーパーで接触面をドレッシングしてから回します。
それでも磨いた石をマクロレンズを通して100倍ほどに拡大撮影すると微細な傷だらけ。一般的には肉眼では傷は見えませんので、普通はこれで完成ということになるようです。
しかしデカイ写真を晒す以上、これではお話しにならず、ここからさらなる鏡面仕上げに向かうわけです。

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