Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

ネヴァダ フォックス鉱山 ビンテージ ナチュラル ターコイズ 20.15カラット

      2016/09/16

ネヴァダ フォックス鉱山 ビンテージ ナチュラル ターコイズ 20.15ct. 原住民であるネイティブ・アメリカンの人々によって、先史時代以降と伝えられている非常に古い時代に発見、採掘されていたこの鉱山。本格的な採掘は1910年代以降です。

かつてコルテスとして知られていたフォックス鉱山は1940年代にはネヴァダ州で最大規模の生産量を誇っていました。
現在も生産量は激減しましたが、小規模ながらも操業は続いていますが市場に出回るのは僅かなようです。

石の質は比較的固く、カラーレンジはアクアブルーに淡いクロームグリーンが溶け込んだ様な色合いが特徴でしょう。

今日リリースする20.15カラットのように透明感ある表面の微か内側にややベージュぽい色味の繊細な波模様が入るといったケースもあります。 このフォックスに限ったことではありませんが、淡く明るい色合いの「天然物」というのは、カット研磨段階で結構迷うことがあります。

ご存知のとおりターコイズは極めて微細な、多分ミクロン単位だと感じてますが、その微細な空洞が連なった多孔質の鉱物です。スタビライズドなど樹脂加工されたものは空洞に樹脂が充填されてますので、さきほど「カット研磨段階で結構迷うことが」あるといったことは無いのでしょうが、天然の場合、カットや研磨時に流し続ける水が石の内部へ浸透し、色が白っぽく変化して見えます。
しかも全面が均等に変化するというのではなく、部分部分がまだらに変化してしまうわけです。

この白っぽくなる現象は、水を使う工程が終わり、数日寝かせて水分を抜き、ダイヤモンドバフで磨くことにより、本来の色合いに戻ります。

経験が浅かった頃(今もそうですが)は、まるで漂白したかのようなまだら模様に戸惑い、焦りました。
美しい青が消えてしまう!!フォックスの淡い石の場合、特にその現象が顕著です。
最近は少しは理解が深まり、ダイヤモンドバフによる最終仕上げ後に戻る色合いを脳裏に思い浮かべながら、作業を進められるようになりました。

研磨仕上げはこれまで以上に十分な時間と手を掛け、フォックス・ターコイズでもここまで艶やかな透明感が得られることを実証してみました。
表面精度を極限まで高めることにより、以前ははっきりと見ることができなかった繊細な模様が美しく浮き上がってきています。 商品No.:TW160216A
商品名:ネヴァダ フォックス鉱山 ビンテージ ナチュラル ターコイズ2015
原産地:USA ネヴァダ州
加工国:日本
処 理:なし(100%ナチュラル)バッキング
サイズ: 長さ25.55 x 幅 15.20 x 厚み 6.89mm 背面フラット
カラット数;20.15ct.
カット研磨 : Aquilax.O フルミラーポリッシュ
この商品は完売しました。ありがとうございました。

 - コレクターズ ターコイズ