Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

チベット ナチュラル ビンテージ ターコイズ 9.15ct.

      2016/12/22

チベット ナチュラル ビンテージ ターコイズ 9.15ct.

1977年、中央アフリカ帝国のボカサ皇帝は、その戴冠式に70カラットのダイヤモンドを贈られた。その形が彼が支配する帝国に似ているというだけの、500ドルもしないであろう工業ダイヤモンドを細工したものだった。
2年後失脚した後も、ボサカはこのいかにも貧相な「宝石」を手放さなかった。
贈り主は言った。
「あれは高価なダイヤモンドだ・・・彼が売りに出そうとしない限りね」
このエピソードは30年以上前に邦訳出版されたエドワード・J・エプスタイン著『ダイヤモンド神話の崩壊』(早川書房)の挿話だが、
ダイヤモンドが永遠なのは、手元にある間だけ・・・つまり「幻想」を操作されることの怖ろしさを、操作する装置の内部から精密に描き出した傑作です。

このエピソードは私の読書ノートに書き記されていたものですが、書籍は売ってしまったのか何かに紛れて紛失したものか、とにかく手元にはなく、さて、再読しようとググってみるとAMAZONでは3円。あっけないほど簡単に入手できました。

古本ついでに時々読みに行くブログ「たられば書店---開業日誌」に立ち寄り、先ほどまで再開したブログに読み入ってたところです。
山本大介さんという方が書いている街の古本屋さん奮闘記、といった感じのブログですが、この方の文章を読んでいるとついつい時間を忘れてしまう。本に対する情熱もさることながら、今の日本で個人が生きる、ということの意味を改めて問いかけられる、私にとって大切なブログです。

話がくるくる回ってしまいますが、先ほどの『ダイヤモンド神話の崩壊』、以前読んだ時感じたのは、ターコイズや琥珀が(それ以外のいくつかの鉱物もそうですが)実はダイヤモンドよりはるかに希少だということ。
筆者はダイヤモンドの年間生産量、市場に保有(所有)されている膨大な量といった具体的な数字を駆使しながら、世界の政治力と密接に絡み合い、営々と築き上げられてきたダイヤモンド市場の真実に迫り、宝石とはなんだろう?読者をそんな自問自答へと引き釣りこむ魅力に満ちた一冊だったように記憶してます。
ご興味のある方はぜひどうぞ。

余談はここまで。
今夜リリースのチベットのターコイズ、30年以上は優に経過しているビンテージ。
昨日リリースしたアパッチブルーのあの鮮麗なブルーとはまた異なった、深いインディゴブルーとやや明るいグリーニッシュブルー、黒と焦げ茶のウェブは非常にタイトで複雑に入り組んでます。

撮影時の照明がうまくいかず、やたらと「白っぽい」斑点が目障りですが、現物は穏やかでつやつやした仕上がりです。
商品No.:TW160310A
商品名:チベット ナチュラル ビンテージ ターコイズ 9.15ct.
原産地:チベット(1980-90's年)
加工国:日本
処 理:なし(100%ナチュラル)バッキング
サイズ: 長さ16.03 x 幅 15.32 x 厚み 4.85mm 背面フラット
カラット数;9.15ct.
カット研磨 : Aquilax.O
ハイポリッシュ
Beautiful,And Quality Turquoise.
この商品は完売しました。ありがとうございました。
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 - チベット ターコイズ