Twilight

白日の喧噪が薄らぎ万物がその形姿を背景に溶け込ませる日没時、 今日を振り返り、明日に思いを馳せる。
窓に明かりが灯り、会話が始まる。
明日も良い一日でありますように.......。
Stone cutter (鉱物研磨職人) Aquilax O

Papua Blue Amber 245.60ct.

      2016/05/26

Papua Blue Amber g640

今年もあと3日。
最後のリリースはこれぞレア・アンバー、インドネシア パプア産ブルーアンバーです。
収集したパプア原石の中から厳選に厳選を重ね、この一点が残りました。
石質、発光力共にずば抜けています。ドミニカンブルーアンバーのエクセレントクラスに匹敵する超一級のブルーアンバーです。
アンバーコレクターの間では仮に発光しなくともパプア、というだけでそれは特別の意味を持っています。
とにかく原石自体が非常に少ない。仮にあったとしても大半が50グラム以下。大きな原石は極めて稀少です。
さらにこれだけの青を発光するとなると、世界でいくつあるか.........、それが現状です。
光を通してみると、鮮やかなチェリーレッド。内部にいくつかの内包物が見られます。
外は今にも雪が舞いそうな横殴りの小雨模様。雲の切れ間を狙って逆光で撮影しました。

Papua Blue Amber
Papua Blue Amber

次の2枚の写真は斜め横からの光で撮影。ホワイトバックにもかかわらず、全体がパープルを帯びたブルーを発光しています。

Papua Blue Amber
Papua Blue Amber

これまでにボルネオのカリマンタン、サワラク、ビルマのバーマイトなど、アジアの希少な琥珀をカットして来ましたが、アジアンアンバーでこれほどまでに鮮明な青を発光するケースは初めてです。
次の3枚の写真はブラックバック。背面の様子です。
内部にグリッターがあり、光が屈折、反射して美しい景色を見せてくれます。グリッターの煌めきは光の角度によって微妙にその姿を変えます。これもこの石の魅力です。

Papua Blue Amber
Papua Blue Amber
Papua Blue Amber

そして最後の写真は薄暗い屋内です。
照明は使わず、窓からの自然光だけで撮影しました。
Papua Blue Amber

幅 42.90 mm、長さ 53.10 mm、最大厚 38.90mm 245.60カラット
パプアのブルーアンバー、コレクターの方へ強くお薦めいたします。
詳細な写真をflickr photo streamにアプしました。拡大写真でより細部までご覧頂けます。
→flickr photo stream
オープンでのリリースはこれで仕事納めになりますが、今年は特注を承っております仕事がまだ残っております。
ブラクオパール、これは大晦日に仕上がり予定。
そして夏前から手がけて来たブルーリクトライト、これは29日に完成予定です。
実は今日も嬉しい原石が多数到着。それは新春のお楽しみです。
今年一年、皆様に支えられ、良い仕事ができましたことを、心から感謝申し上げます。
来年はより一層、精進してまいります。
ありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
頓首啓白

 - 南アジアの琥珀